キッチンにある調味料の中に掃除に役立つものがあります。
それは『お酢』!
トイレ掃除の悩みの種である水垢や尿汚れに効果を発揮してくれますから、使わない手はありませんね。
食用ですから安全性もバッチリ(^-^)低コストでトイレがピカピカになります。
除菌効果もあるのでちょっとしたお手入れにも大活躍してくれますよ。
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お酢がトイレ掃除に適している理由
お酢は食事から体内に取り入れると、様々な健康効果があるとして知られています。
血流を良くしてくれるので、冷え性改善や生活習慣病の予防に。
抗菌効果により腸内環境を整え便秘解消に繋げたり、口臭予防にも一役かってくれます。
お酢に含まれる成分によって脂肪が分解されるため、ダイエットとしての効果も注目されていますね。
お酢は私達の健康を内面だけでなく、外側の衛生面からも守ってくれる効果があるんです。
酸性のお酢はアルカリ性の汚れを分解してくれる力があり、それだけでなく様々な要素がトイレ掃除に向いているんですよ。
あまり知られていないお酢の掃除効果をご紹介しますね。
水垢や黄ばみを除去する作用がある
ちょっと掃除をサボるとトイレには水垢や黄ばみ汚れが目立ち始めます。
ただブラシで擦っただけではなかなかきれいにはならないんですよね。
トイレ用の中性洗剤を使うのが一般的な掃除方法ですが、お酢を使っても洗剤と同じようにきれいに汚れが落とせるんです。
お酢には水素イオンが含まれているため、汚れに浸透して溶かしてくれる働きがあります。
便器内の汚れは主に水垢と尿汚れ。
これらの汚れはアルカリ性になりますから、酸性のお酢を使うことで中和しこびりついたしつこい汚れも浮かび上がらせてくれます。
揮発性も高いので成分がいつまでも残らず、気になる臭いも成分同士で中和されるため時間が経てば全く気にならなくなりますよ。
ケミカルなものが含まれていない分、そのまま水で流しても汚水されずエコになりますね。
雑菌やカビの繁殖を抑える
汚れ落としの効果だけでなくお酢には除菌効果もあります。
食中毒を防ぐ調味料として料理にも幅広く使われていますから、それは掃除にももちろん効果を発揮してくれますよ。
お酢の除菌効果はその成分に含まれる「酢酸」の力によるものです。
酢酸がある場所では多くの細菌が生息できないと言われていますから、掃除に使えば雑菌も寄せつけない強い味方となりますね。
食用としても使えるくらい安全性には問題なく、いつでも簡単に手に入るもので除菌できるのは大きなメリットですね。
消臭効果がある
家庭のトイレではそれほど気になる臭いがいつまでも残ることは無いかもしれませんが、やっぱり小さなお子さんがいるご家庭や家族の人数が多いと汚れも臭いも気になる瞬間が多いのではないでしょうか?
臭いにも原因菌があります。
臭いの元がアルカリ性であれば中和作用がある酸性のお酢をスプレーすれば自然に殺菌されていきますね。
お酢は単に掃除だけでなくトイレの消臭にも頼れる存在と言えます。
トイレ独特のアンモニア臭や人の体臭も消臭してくれますから、トイレに常備しておくととても便利ですね。
お酢を使ったトイレ掃除の方法
お酢はトイレ掃除にどのように使えば良いのか気になりますね。
そのままで使うと消臭効果は嬉しいものの、トイレがお酢のにおいで充満してしまいそうな気もします。
正しい使い方でお酢の効果を最大限に引き出し、臭いも残さずピカピカにしていきましょう。
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便器内のなかなか落ちない黄ばみ汚れには、酢水をしばらく浸透させてから掃除をすると良いですよ。
黄ばみ汚れの上に2~3回折り重ねたトイレットペーパーを乗せ、酢水を上からしっかり吹きかけて2~3時間放置しておきます。
その後軽くブラシで擦れば簡単に汚れが落ちていきます。
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お酢をトイレ掃除で使う際の注意点
トイレ掃除に万能と思えるお酢ですが、いくつか注意しなければならないことがあります。
食用なので手軽に利用できる分、知らないと後で面倒な手間となったり健康に害が及ぶ可能性もありますから、使用前に十分気をつけておきたいですね。
適さない種類の酢もある
お酢と言っても今は色んな種類がありますね。
料理用だけでも原料の違いや砂糖などの調味料を合わせたものなど、用途によって様々です。
健康維持のために“飲むお酢”なんていうのもありますよね(^-^)
掃除用として使う場合は極シンプルなものを選びましょう。
他の調味料が混ざっているタイプは掃除には不向きです。
返ってベタついてしまい、拭き掃除に余計な時間が掛かってしまいます。
飲むお酢やワインビネガーなど色素の濃いお酢も白い便器には汚れとなってしまいますから、避けましょう。
おすすめは穀物酢や米酢などの一般的なお酢。
酸性濃度も5%程度と弱酸性ですから、とても扱いやすいと言えますね。
塩素系の洗剤と一緒に使わない
掃除で使われる洗剤には混ぜ合わせると化学反応を起こしてしまうものがあります。
パッケージに『混ぜるな危険』などと大きく表示されているものを良く目にすると思います。
お酢の場合は塩素系の洗剤とは一緒に使わないように注意しましょう。
酸性のお酢と塩素系洗剤が合わさると有毒なガスが発生してしまうかもしれません。
市販のカビ取り剤や塩素系の漂白剤などは同じ場所にしまっておかない方が良いですね。
万一こぼれても安心な場所に隔離して管理するのがおすすめです。
金属や大理石には使用しない
インテリアにこだわってトイレをおしゃれに飾っている場合、お酢を使って掃除する際に気をつけたいのは金属と大理石になります。
お酢は鉄や金属を錆びつかせてしまう働きがあります。
また大理石を磨いてしまうとせっかくの艶を消してしまう効果がありますから、掃除の際はお酢は使わないようにしましょう。
大理石のトイレはなかなか無いと思いますが、金属類は飾り棚に飾っている方もいるかもしれませんね。
壁掃除で酢水をスプレーする時は特に注意してお酢が付かないように心掛けましょう。
まとめ
トイレ掃除にはお酢が1本あるととても心強いですね。
洗浄効果と除菌効果がありますから、市販のトイレ用洗剤にも負けないんじゃないでしょうか。
ただ水で薄めてもやっぱり酢の臭いは感じますから、掃除の際はよく換気すると良いでしょう。
他の洗剤との併用も注意が必要ですね。
いつも酢水をスプレーボトルに入れて、使う度にシュッシュッと気になる場所に吹きかければ掃除も楽になりますね。
気になる菌の繁殖も抑えられますから、目に見えない衛生状態もバッチリです。
コストも抑えられ実力も十分ですから、是非試してみてください。
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