靴箱は閉め切っていることが多くたまに開くとモワ~ンとした嫌な臭いがしますよね。
消臭剤を使っても狭い靴箱で場所は取るし、取り換えのタイミングもうっかり忘れてしまいがち。
無いよりはマシだけど何だか勿体無いような(^-^,
靴箱には消臭効果のある炭が最適!
消臭だけでなく除湿効果もあるのでカビ予防にもなりますよ。
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靴箱の消臭に炭が効果的な理由
炭って私達の生活に何かと便利だったりします。
雑貨屋さんにもかわいいぬいぐるみ型のケースや袋に入った炭の消臭剤が並んでいますね。
無難なプチギフトとしても人気です。
炭は市販の消臭剤にも負けない効果とゴミにならないエコな素材で昔から変わることなく生活に活用されています。
消臭はもちろん除湿効果も高く、水に入れて置くと水道水のカルキ臭を消してくれたり炊飯器に入れてご飯を炊くと米ぬかの臭いを消して品質以上に美味しいご飯に仕上がります。
水の中でも熱が加わっても関係なく消臭してくれるパワーはすごいですね!(^^)!
使いみちは本当に様々ですが、家の中で特に臭いが気になるのは靴箱じゃないでしょうか?
洋服を収納するケースや冷蔵庫なども気になりますが、臭いという括りでは玄関に面した靴箱は家の臭いとも勘違いされかねない大事なポジション。
なかなか換気しきれない靴箱からカビ臭いにおいや汗臭いにおいがしたら家の中の衛生状態まで心配されそうです。
市販の消臭剤はそれなりの大きさがあって靴箱に収まらなかったり、入れていても効果が切れたまま放置していたりしてあまり意味が無かったりします。
頻繁に取り換えるのもコストがかかりますから、繰り返し使える炭はとても重宝しますね。
でもどうして真っ黒に燃えた炭に消臭効果があるのでしょうか?
炭は軽く叩いただけでも簡単に砕けてしまうほど中はスッカスカになっています。
沢山の小さな穴で構成されていてそこに空気が入り込むことで余分な水分やにおい成分を吸収してくれます。
目には見えない微生物が私達の生活にプラスに働いてくれているという訳なんです。
炭といっても種類によって働きに違いがあります。
大きく分けて黒炭と白炭(備長炭)と2種類あり黒炭は酸性、白炭(備長炭)はアルカリ性の性質を持っています。
においによってどちらかの炭を使えば確実に成分を分解して異臭はなかったことにできますよ。
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靴箱の消臭を炭で行う方法
靴箱は靴の素材というよりは溜まった汗や皮脂汚れのにおいが充満しています。
汗などのにおいは酸性ですからアルカリ性の備長炭を使うと成分を中和させて消臭できますよ。
靴箱は靴の高さに合わせた仕切りで何段にもなっていますから、各段ごとに炭を入れておくのがおすすめです。
1段に付き100gほどの備長炭を使うと効果が期待できます。
そのまま靴箱の隅に置いても良いですし、見栄えが気になる場合は布やきれいな包装紙で中央部分だけ括っても良いですね。
布で包む位なら効果は変わりませんが、出来るだけ炭が空気に触れるようにしておきましょう。
酷くにおう靴があれば竹炭粒を通気性の高いガーゼなどの布に包んで直接靴の中に入れておくと消臭できますよ(#^^#)
炭は使い続けるうちに効果が弱まってしまいます。
およそ1ヶ月を目安に交換をしましょう。
お湯で洗ったり直射日光を避けた天日干しをすればまた繰り返し使えます。
同じ炭で半年は使い続けられますから、時々消臭効果が落ちていないかチェックしておくと良いかもしれません。
炭以外で靴箱の消臭をする方法
エコで経済的な炭ですが、他にもお金をかけずに消臭できるものがあります。
炭はあちこちに使えますから案外すぐになくなってしまいます。
丁度欲しい時に切らしてしまうと今更消臭剤を買うのもちょっと悔しいような(,^ω^)
家にあるもので使えるものはどんどん活用していきましょう!
新聞紙を使う
最近は新聞を定期購読しているご家庭も減りましたが、新聞紙は何かと便利なんですよね。
窓拭きやちょっとした汚れ対策にも使えて水分もスーッと吸収してくれます。
新聞に使われているインクには消臭効果があります。
湿気も吸収する力がありますから、靴箱にはピッタリですね。
靴の下に1枚敷いておくと靴箱の吸湿消臭に一役買ってくれますよ。
なかなかにおいが消えない靴やシーズンオフの靴には丸めて中に入れておくのもおすすめです。
10円玉を使う
財布の中に大抵1枚や2枚入っている10円玉も消臭効果があります。
銅製の10円玉には臭いの元となる菌を分解する力があります。
そういえばキッチンなどの排水口にも使ったりしますよね。
黒ずんでいる物よりはきれいなものの方が効果が期待できます。
靴箱の隅に置いておいたり、直接靴に入れても良いですね。
重曹を使う
エコ掃除でお馴染みの重曹は家に常備している方も多いかもしれませんね。
いろいろな場所の掃除に便利な重曹は粉のままおいて置くだけで消臭効果があります。
ジャムなどが入っていた空き瓶に重曹を入れて靴箱の中に入れて置くだけと使い方も簡単。
倒してこぼしてしまう心配がある場合は目の粗い布をかぶせて輪ゴムや紐で結んでおくと良いでしょう。
重曹が湿気を吸って固まり始めたら交換のサインです。
およそ2~3 ヶ月を目安に取り換えましょう。
使い終わった重曹は掃除に使えますから無駄がありませんね。
重曹の消臭効果についてはこちらの記事も参考にしてみてください(^-^)
ドライヤーで乾かす
靴箱の中は湿気がこもりやすくにおいの原因菌が繁殖しやすい環境です。
この原因菌は熱に弱い性質があります。
時々ドライヤーで収納した靴の中を乾かすように熱風を当てると、除菌ができて結果消臭に繋がります。
この時玄関に臭いが広がらないようにしっかり換気をしながら始めましょう。
まとめ
しばらく開けていなかった靴箱を開ける時、におい対策を何もしていないと少しドキドキしますよね。
覚悟して扉を開けて想像通りのにおいがすると予想が的中したにも関わらずあまり嬉しくはありません。
市販の消臭剤を活用しても良いですが、炭を使えばエコで経済的です。
ほとんど入れっぱなしになりますから、見た目もそれほど気にする必要はないと思います。
靴箱のほかには冷蔵庫や床下収納、トイレにおしゃれに飾っても良いですね。
消臭効果が完全になくなった炭は細かく砕いてガーデニングに活用すると植物の育ちが良くなります。
ゴミにすることなく使い切れますから嬉しいですね。
靴箱整理のついでに玄関もきれいにするとスッキリしますよ。
こちらの記事もおすすめです(^-^)
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