掃除には水は欠かせません。
とはいえ不用意に水を撒けない場所もありますね。
家の中では戸建てやマンションに限らずベランダが1番気を遣うんではないでしょうか。
自宅と外との微妙な境界線・・・水しぶきは簡単に飛び跳ねてしまいます。
ベランダを上手に掃除するにはコツがありました。
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水を使ったベランダ掃除の手順
窓や網戸は放っておくと拭いた雑巾が真っ黒になるほど汚れています。
ベランダも同じように砂埃や泥、排気ガスなどの汚れがこびりつき、いざ掃除をする時にはなかなか落ちなかったりします。
そうなるとほうきやブラシなどで擦ったり、洗剤を使って汚れを浮かせて掃除をする等、手順は室内とそう変わりません。
通常のベランダ掃除の手順は、掃除の基本通り上から下へと汚れを取り除いていきます。
- 不要な物は一旦片付ける
- 手摺りや壁の汚れを水拭きする
- ほうきで床面のゴミを取り除く
- ベランダ用洗剤または重曹水を撒いてしばらく置く
- 汚れが浮いてきたらブラシで擦り洗い
- 床面を水で流す
- 排水溝周りを掃除する
エアコンの室外機なども一緒に水拭きをするとキレイになりますよ。
こまめに掃除をしていれば洗剤を使わなくても水だけでキレイになります。
洗剤を使うと成分を流すためにまた水が必要になりますから、「洗剤は様子を見ながら使う」がおすすめです。
また高圧洗浄機があればベランダ掃除にも便利ですね。
ただ周囲への水跳ねや水量には注意が必要です。
ベランダ掃除に便利なホースはこちらの記事を参考にしてみてください(^-^)
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マンションのベランダで水を使った掃除は極力避ける
隣り合わせる家が無く、水が滴っても自分だけの家であれば誰にも迷惑はかけませんが、マンションとなるとそういう訳にはいきませんね。
マンションには「共有部分」という全入居者の財産とされる部分があります。
意外にもベランダはその家の専用スペースではあるものの区分としては共有部分の位置づけとなっています。
そのためマンションの規約にも細かいルールが書かれていますね。
汚れているから掃除をしようと思って水をまいたら規約違反として注意されてしまうかもしれません。
まずは掃除の前にどんなルールがあるのか確認する必要がありますね。
漏水の可能性がある
マンションのベランダは屋根と違い、普通のマンションは完全防水が施されていません。
大量に水を撒けば階下にしみ出してしまう可能性もあるため、規約で水まきを禁止しているところもあるほど。
自分のスペースから水が溢れなければ問題ないだろうと思っていると、思わぬ所から水が階下まで達してしまうかもしれませんね。
水を大量に流さないように注意しましょう。
もしベランダから水を捨てるなら排水口に直接流すように心がければ問題ないですね。
高圧洗浄機は漏水以外に振動や騒音の原因となる
居室スペースと違い、外と家の境にあるベランダは高圧洗浄機で一気に汚れを落とせたら爽快ですね(^-^)
でも水圧での掃除は漏水の他に、音や振動も壁伝いで隣家に響いてしまいます。
工事でも始まったのかなと疑われるほど、近所には迷惑となってしまう可能性すらあります。
出来れば使わずに掃除をするか、前もって「ベランダの掃除で騒音を立てるかもしれません」と許可をもらっておきましょう。
共同住宅はある程度“お互い様”といった部分がありますので、他人の生活サイクルへの配慮も住み心地を良くするコツになりますね。
アパートのベランダ掃除に役立つ記事はこちら↓
水を使わずにベランダの掃除をする方法
一戸建てに住んでいても場合によっては水撒きに配慮が必要ですね。
バシャバシャと水を使わなくてもベランダをきれいに掃除する方法があります。
最低限の水だけでも汚れはきれいに落とせますよ。
きれいな状態を保つためにも汚れが気になり出したらすぐにお掃除をしてしまいましょう。
ベランダ掃除に必要な道具
- ほうき
- ちりとり
- 新聞紙
- クイックルワイパーまたはモップ
一戸建ての場合
一戸建ての場合は隣接する家がなく、ベランダの真下が家族しか通らないような庭であれば水をかけ流したり、高圧洗浄機を使っても誰にも迷惑になりませんから思う存分掃除ができますね。
でも道路に面した側にベランダがあったり、隣の家との距離が近ければそうそう水を撒く訳にもいきません。
細い路地であっても通り過ぎる人に水がかかっては大変です。
一戸建てのベランダ掃除はまず排水口の掃除を先にします。
排水が雨どいと合流している場合、接続部分にゴミが溜まっているとすぐに詰まってしまいますから注意しておきたいですね。
- 排水口を掃除して排水をスムーズにする
- 手摺りや壁の汚れを水拭きする
- 濡らした新聞紙を丸めて砂や埃を立てないように掃き掃除をする
- クイックルワイパーやモップで拭き掃除をする
- しつこい汚れには洗剤などを部分的に使う
- 洗剤などの成分はしっかり拭き取る
マンションの場合
マンションのベランダ掃除は汚水の流出や飛び跳ねなど神経を使いますね。
出来るだけ雨上がりや小雨が降るくらいの天気を選んで掃除をすると汚れも落としやすいと思います。
逆に、風が強く乾燥した日は埃や水しぶきが飛びやすいですから避けた方が良いですね。
まずは規約を確認して違反がないか確認しておきましょう。
建物によってはベランダ掃除の曜日が決まっている場合もあります。
特にルールが存在しない場合でも、早朝や夜中など掃除の音が騒音に感じる時間帯はマナーとして避けましょう。
なにごとも常識の範囲内が肝心です。
汚れがひどく大量の水を使わなければならない場合は、前もって階下の方へ了解を得ておくと後から問題になりませんね。
水は布などに含ませて使うようにすれば漏水などの心配が要りません。
新聞紙や古くなったバスタオルなどを活用していきましょう。
掃除の手順は一戸建てと変わりはありませんが、しつこい汚れを擦った後はすぐに雑巾や新聞紙で水気を吸い取ってしまいましょう。
小さい範囲なら水を撒いてもすぐに汚水を拭き取ってしまえば問題ありません。
まとめ
ベランダは自分の家の敷地内や専用スペースであっても、囲いの無い外と同じですから飛び跳ねる水や埃などにも注意が必要ですね。
規制があると思うと掃除をするのも億劫に感じてしまいますが、汚れが落ちにくくなる前の早い段階で掃除を済ませてしまえば、簡単な水拭きだけできれいになります。
快適に暮らすためには近所の方とも円満な関係を築きたいですから、些細なことでも配慮が大切です。
ルールというよりは常識のレベルで判断すればさほど難しい事ではありませんから、気持ち良くお掃除をしていきましょう。
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