布団や絨毯だけでなく油断をするとクローゼットの中にもダニは発生してしまいます。
ダニが付いた服を着れば蚊に刺された時以上のかゆみや、刺された患部が真っ赤に腫れてしまうケースもありますね。
洗濯だけでは駆除が出来ないダニ。
洋服に発生した場合の対処法をご紹介します。
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アイロンが服のダニを駆除するのに効果的な理由
布団などの場合は簡単に洗えないため、頻繁に天日干しをしてダニ対策をしていると思います。
こまめに乾燥させて日光消毒をするとダニの繁殖予防にはなりますが、実は生きているダニの数を減らすことは出来ないんです。
最初にその事実を知った時はちょっと衝撃でした(#^.^#)
今までこれで当たり前と思っていた対処法が完全ではなかった・・・どこか打ちひしがれたような気分・・・。
でも陽に当てて風を通して乾燥させる作業はとても大切です。
アレルギーの元となるダニのフンや死骸、卵などを表面に浮き上がらせて払い落とせます。
ダニがエサとする皮脂汚れや皮膚片、髪の毛なども処理できますね。
ダニの弱点は熱になります。
日光を当てるだけでは十分ではありませんから、もっと高い温度で効率よくダニを駆除していきましょう。
寝具の場合は布団乾燥機やドライヤーなどを使いますが、衣類にはアイロンが使いやすいですね。
布団や絨毯といった大物の繊維製品だけでなく、洋服にもダニが付いてしまいます。
ひと晩寝て過ごす寝具のダニも嫌ですが、直接肌に重ねる衣類も相当に嫌ですよね(,^ω^)
ダニにもいろいろな種類があります。
噛まれて痒くなるだけでなくアトピー性皮膚炎や呼吸器疾患の原因となってしまう場合もありますから注意したいですね。
熱を与えるとダニは干からびて死滅します。
温度は高い方がより確実ですが、アイロンなら60℃以上に設定しましょう。
一般的なダニなら60℃以上で瞬時に死滅します。
まずはアイロンが使える素材かどうか、また設定温度なども衣類のタグ表示を確認しておきましょう。
スーツやコートなど普段アイロンをあまりかけない衣類でも素材に問題が無ければスチームを使って熱を加えると効果的ですよ。
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アイロンがけでダニを駆除した服は必ず掃除機をかける
衣類なら繊維にそれほどの厚みもありませんから、表面にしっかり熱が伝わればダニを死滅させられます。
当て布をしたりスチームを使ったりと工夫次第で活用できますね。
でもアイロンがけをしてダニを退治出来た!と安心するのはまだ早いんです。
ダニは死骸やフンも人に害を及ぼします。
くしゃみや鼻水、目のかゆみといったアレルギー症状やアトピーなどの重篤な症状に悩まされる事もありますから油断はできませんね。
ダニを熱で退治したらその後は必ず掃除機を使って死骸などを吸い取ります。
掃除機のヘッド部分を布団用や洋服用の物に付け替えて、端の方までしっかりと吸い取っておきましょう。
服のダニが繁殖しないために出来ること
家の中のどこかに必ずダニは存在しています。
ダニは一定数であれば特別人に害はなく、昔から共存してきました。
それが大繁殖をしてしまうと問題が起きてしまうんですね。
ダニが繁殖する原因は住み心地の良い環境がそこにあるからと言えます。
ダニの繁殖率はすさまじく、1回の産卵で2,000~3,000個もの卵を産みます。
卵は20~30日程度でかえり2ヶ月もすればまた卵を産む成虫へと成長をしてしまいます。
繁殖シーズンは湿気が多い夏になりますが、夏に産んだ卵が秋にはかえり衣替えのシーズンには大量のダニが家中に居る計算になってしまいますね。
せっかく季節の衣類をしまって久しぶりに腕を通す秋冬物を出しても、広げて並べている隙にダニが忍び込んでいるかもしれません。
ダニの繁殖を抑えるにはダニの住みにくい環境を意識しましょう。
ダニは25~28℃程度の温度と60%以上の湿度を好みます。
そこに人のフケや垢、食べカスがあれば大繁殖する条件が揃ってしまいます。
温度が低ければ繁殖力が落ち、増えることはありませんが死滅もしません。
それよりも湿度を低くする方がダニは生きていけなくなりますから、乾燥を心掛けた方が良いですね。
洋服を収納しているスペースはクローゼットだったりタンスだったり、あまり外気に触れる機会がありません。
一度狭い空間にダニが入り込めばあっという間に繁殖して数を増やしてしまいます。
洋服は湿気を含んだままでは収納せず、しっかり乾燥させてからしまうようにしましょう。
しばらく開けない衣装ケースには除湿剤を利用するのがおすすめです。
蓋はしまっても完全密封できるわけではありませんから、ケース内の湿度を抑えるためにも有効ですね。
クローゼットの中も時々換気しましょう。
空気がこもっていてはダニだけでなく雑菌まで繁殖してしまいます。
ダニはカビなどもエサにしますから、ますます増えてしまうかもしれません。
クローゼットやタンスの中にも使えるダニ取り剤の活用もおすすめです。
市販品を購入しなくても重曹を使えば除湿と消臭ができますよ。
こちらの記事も参考にしてみてください(^-^)
まとめ
身につける衣服は清潔なのが大前提。
ダニが付いてるなんてあり得ないですよね(,^ω^)
でもいくら洗濯をしてもダニは死滅してくれません。
水の中でも1週間は生きていられるそうですよ。
必殺技はアイロン!
60℃以上で瞬殺できるなら安心して袖を通せますね。
熱で効果があるなら熱湯も使えるかもと思いきや、あまり熱すぎると繊維を傷めてしまう可能性があります。
温度調節がメモリひとつで出来る方が確実ですね。
クローゼットの湿気対策も万全にしてダニが住みにくい環境を心掛けましょう。
寝具のダニも気になりますよね。
こちらの記事もおすすめです。
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