冷蔵庫は頻繁に食材が出入りする場所ですね。
帰宅した家族が訳もなく食べ物を探していたり・・・(,^ω^)
低い温度が一定に保たれている分、安産地帯のように便利に使ってしまいがちです。
その割に物の出し入れに夢中で汚れは見つけても後回しにしたりして。
冷蔵庫の汚れは健康に直結しますから定期的な掃除を心掛けましょう。
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冷蔵庫の外観が汚い場合の掃除方法
家中にある扉の中でも1番開けたり閉めたりする回数が多いのは冷蔵庫かもしれませんね。
料理をする時だけでなく飲み物を取る時や、買い足したものを収納する時も冷蔵庫の扉を開け閉めします。
家族の誰もが気軽に使える分、よく触れる部分の汚れは気になりますね。
何かが垂れたような跡や食品の汚れは時間が経つとこびりついてしまい、落とすにも一苦労です。
冷蔵庫の外観が汚いとキッチン全体も不潔なイメージになりますね。
目に入る景色はできるだけ清潔な状態を意識した方が良さそうです。
冷蔵庫の内部を掃除する前にまずは外観の汚れをきれいにしていきましょう。
冷蔵庫の外側の汚れはキッチンに立ち込める油煙や、扉の開け閉めで触れた時の手垢が主になります。
これらの汚れは酸性ですから、アルカリ性の洗剤を使えば中和作用できれいに落とせます。
市販の洗剤を使っても良いのですが、扉一枚奥には食べ物が収納されていると思うとあまりケミカルなものを使うのはためらってしまいますね。
おすすめは重曹になります。
重曹は料理にも使える素材ですから冷蔵庫の掃除にも安心で、活躍してくれます。
あまり目立った汚れが無い場合は除菌用のアルコールで拭き取るだけでも十分きれいになりますよ。
重曹とアルコールを併用すれば汚れ落としと除菌が一度にできます。
冷蔵庫の外観の掃除方法
- タオルやふきんなどで冷蔵庫上部から水拭きしていく
- 落ちない汚れには重曹を水で溶かしたものを使い、汚れを浮かせて拭き取る
- キッチン用のアルコールスプレー(または消毒用エタノール)を吹きかける
- 乾いた布で仕上げ拭きをする
キッチン用のアルコール除菌スプレーも市販されていますが、ドラッグストアなどで購入できる消毒用エタノールでも同じ効果が期待出来ます。
価格はあまり差がありませんが、消毒用エタノールは家中のお掃除にも使えますから常備している場合はキッチン用にわざわざ購入しなくても良いですね。
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主なものは300ml入りが300円前後で販売されています。
キッチン用のメリットは食品成分だけで作られている物が多く、キッチンでも安心して使えるように配慮がされています。
また二度拭き不要なのも手軽で嬉しいですね。
消毒用エタノールの使い方はこちらの記事も参考にしてみてください(^-^)
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冷蔵庫内が汚い場合の掃除方法
外側をきれいにしたら今度は冷蔵庫の中を掃除していきましょう。
普段食品などを詰め込んでいると、奥の方の汚れは物で隠れて見逃しているかもしれません。
掃除をする時は冷蔵庫内の物をいったん全部取り出して、整理しながら掃除をするのがおすすめです。
ついでに賞味期限も確認して不要な物は廃棄してしまいましょう。
頂き物や自分で購入した物でもしまい込んですっかり忘れてしまっている物があるかもしれません。
徹底的に掃除をするなら電源を切ってから始めた方が良いですね。
取り出した庫内のものを一時的に保管できるようなクーラーボックスなどがあると安心です。
冷蔵庫の掃除に必要な物
- 重曹水(水1ℓに対して重曹大さじ3の割合)
- アルコール除菌スプレー(または消毒用エタノール)
- タオルやふきん2~3枚
- 使い古した歯ブラシ
- 綿棒
冷蔵室のお手入れ
冷蔵室はドアポケットや棚など細かく分類して収納できる分、汚れも多く付着しています。
取り外せるパーツは一旦外して食器用の洗剤を使い全体的に洗ってしまいましょう。
ゴシゴシ拭くよりも油汚れや食材の汚れが一気に落とせます。
冷蔵室のお手入れの手順
- 庫内のものは全て出す
- 外せるパーツは取り外して洗う
- タオルに重曹水を吹きかけながら庫内を拭く
- 水拭きで拭きあげる
- タオルにアルコール除菌スプレーを吹きかけ庫内を拭く
- アルコール除菌スプレーを染み込ませた綿棒でゴムパッキンの隙間を拭く
最後にアルコールで全体を除菌するのがポイントになります。
アルコールは揮発しますから仕上げの水拭きも不要です。
油汚れにも効果がありますから、汚れがひどくない場合は重曹を使わずにアルコールスプレーだけを使ってもきれいになりますよ。
外したパーツもアルコールで拭いておくとカビの予防になります。
ドアの内側部分のゴムパッキンの汚れが気になる場合は、使い古した歯ブラシで優しく擦り洗いをします。
落ちにくい場合は重曹の濃度を上げ、ペースト状にしたものを塗って汚れを落とすと効果が上がりますよ。
雑菌が侵入しやすい隙間は綿棒を使うと便利ですね。
野菜室のお手入れ
野菜室は冷蔵庫の中で1番汚れている場所になります。
野菜しか収納していないのに意外に思えますが、野菜が育った土には様々な菌が付着しています。
野菜の出し入れをする際には野菜くずが野菜室に取り残され、それをエサに雑菌が繁殖してしまうことに(>,_<,)
一説にはニューヨークの地下鉄より汚いとも言われています。
単なる水拭きでは菌は死滅してくれません。
むしろ広げてしまう結果となりますから、除菌を意識した掃除をしていきましょう。
掃除の手順は冷蔵室と同様ですが菌が繁殖しやすい環境な分、普段からこまめなお手入れが必要ですね。
野菜くずが落ちていたらそのままにせずきちんと処分をして、定期的にアルコールを使った除菌がおすすめです。
冷凍室や製氷室のお手入れ
冷凍室は冷凍食品が溶けない内に手早く掃除をしてしまいたいですね。
冷凍庫を一旦空にして冷蔵室と同じ手順で掃除を進めます。
製氷室は氷が入っているだけですから目立つ汚れは無いと思います。
氷を一旦取り出して固く絞ったふきんで水拭きをしましょう。
汚れを見つけた場合は水で薄めた食器用洗剤で拭き取り、成分が残らないように丁寧に水拭きを繰り返します。
自動製氷機を使っている場合は週1回を目安にタンクのお掃除をします。
ゴムパッキンなどはヌメリなどが付着しやすいですから丁寧に洗うようにしましょう。
目に見えず手が届かない自動製氷機の奥の部分を洗うには専用の洗浄剤を使うと便利です。
洗浄液をタンクにセットするだけで、掃除をしながら氷となって排出されます。
間違って口にしないように色付きの氷が出て来ますから、後はシンクに捨てるだけと簡単です。
まとめ
冷蔵庫を空にしてよく見ると、こんなに汚れていたのかと驚いてしまいます。
こまめに掃除をしている場合でも目に見えない雑菌には注意したいですね。
除菌を意識した掃除を心掛けましょう。
汚れを見つけたらすぐに拭き取ることが大切です。
あまりぎゅうぎゅうに詰め込むと冷蔵機能が落ちますし、汚れも目に付かなくなってしまいます。
普段から見やすいように収納も工夫出来ると良いですね。
きれいな冷蔵庫は使っていても気持ち良いですね。
食材まで磨かれたようにきれいに見えるかもしれません。
いつもより料理がおいしく作れる気がしますよ(^-^)
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