洗面所は家族が共有するスペースです。
みんな自分が掃除する訳じゃないと思って、使い方が雑になってしまうはず。
ただでさえ慌ただしい朝なら、自分のことで精一杯になりますよね(,^ω^)
でも浴室のように思い切り水で流せない場所は掃除も気を使います。
壁にカビが生えてしまったら?
効率よくカビを除去する方法をご紹介します。
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洗面所の壁のカビ取りに必要な道具
洗面所の使用頻度はキッチンほどでもなく、1日で過ごす時間は短い間隔で数回程度でしょうか?
位置的に浴室と隣り合わせで洗濯機を置いているご家庭も多いかもしれませんね。
水回りはどうしても湿気が溜まりやすく、目には見えなくてもカビや雑菌がどこかしらに存在しています。
毎日ぬかりなく掃除ができていれば目立った汚れも無いと思いますが、忙しくしているとリビングやキッチンに比べて掃除の優先順位は下がってしまいますね。
ちょっと気を抜いていると登場してしまうのがカビ・・・(>,_<,)
水はねした壁や洗濯機の裏の壁など湿気が溜まりやすい場所は要注意です。
「やっちゃった」と嘆いても、そのままにしてはおけませんから、早速カビ取りに掛かりましょう!
洗面所の壁のカビ取りに必要な道具は重曹・酢・スプレー容器・使い古した歯ブラシ・雑巾です。
手荒れ予防にゴム手袋があると良いですね。
カビの範囲によってカビ取りの仕方が違う
カビは発生してから時間をおかずに除去が出来れば表面だけの菌を取り去るだけで、跡にも残らずきれいな状態に戻しやすいんですが、気付かずに時間が経過してしまったものほど手こずります。
カビが壁紙など素材の表面にだけ生えているなら、壁紙を傷つけないように除去すれば問題ありません。
洗濯機の裏側など、普段目が届きにくい場所は気付いた時にはかなり広い範囲まで広がっていて、壁の奥の素材まで浸食している可能性もあります。
そうなるともしかしたら素人では手が出せないかもしれませんね。
カビの範囲の状態によって対処法も変わってきます。
カビの範囲が小さい場合
カビが比較的早い段階でみつかった時は、元通りまできれいに出来るチャンスは大きいと言えます。
後回しにせず、目に付いたらすぐにカビ取りに掛かりましょう。
小さい範囲のカビはまだ表面にだけしか存在していませんから、場合によっては固く絞ったぞうきんで軽く擦るだけで落ちるかもしれません。
完全にきれいにならない場合はメラミンスポンジや消しゴムで傷つけないように擦ると落ちやすいでしょう。
目に見えて落ちたと思っても、カビの菌が残っているかもしれませんから、仕上げに殺菌効果のあるお酢を使って拭き取るか、アルコールなどの除菌スプレーで完全にカビ菌の元を絶っておいたほうが良いですね。
カビの範囲が広い場合
広範囲のカビに対してはこちらも気合を入れて取り組みましょう。
お掃除アイテムをフル活用して除菌はもちろん、見た目もきれいになるように染み込んだ色素まで落としていきます。
①まず最初に使うのはお酢です。 雑巾に含ませてカビが生えている部分を拭いていきます。②重曹に水を入れて作った重症水(重曹1:水2)をスプレー容器で吹きかけます。 汚れが酷い場合は重曹の濃度を上げてペースト状にして使っても良いですね。 ③使い古した歯ブラシなどで軽く擦ります。 ④最後にきれいな雑巾で水拭きをして仕上げます。 |
以上の方法で壁表面の除菌とカビが喜ぶ汚れの除去は完璧です。
それでも黒カビの場合は壁の奥まで入りこみ、壁の素材と壁紙の間にまで繁殖してしまっているかもしれません。
うっすらとシミのように色が残る場合は、壁紙を剥がして処理をしなければ元通りにするには難しいでしょう。
心配な場合は無理はせず業者さんに相談してみましょう。
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普段から出来る壁のカビ予防
水回りは特にカビが発生しやすいですから、普段からの予防対策は大切ですね。
せっかくきれいにしても毎日幾度となく水が流れ、家族の手洗いや身だしなみに使われるスペースですから、カビにとってはやっぱり高級レストラン並みに魅力的な場所なんだと思います。
カビが活力を上げる前に先回りをして予防をしていきましょう。
まずは何といっても換気です。
浴室同様に風通しを良くして、乾燥させるように心掛けたいですね。
一通り家族が使い終わった朝と夜、最後に水分を拭き取っておくと湿気対策になります。
水分が残っているとどうしてもそこから雑菌が繁殖して、清潔が保てなくなってしまいます。
洗面台と一緒に水はねした壁もしっかり乾拭きしておきましょう。
水がはねる位置や、電気のスイッチなど人の手で触れる部分は汚れが付きやすいですから、お酢やアルコールスプレーを使って先回りで除菌しておくのもおすすめです。
まとめ
洗面所は1日の始まりや寝る前の身だしなみに使う場所ですから、気分的にもカビは目にしたくないですね。
温度と湿気と汚れは浴室ほどではないとは言え、カビにとって居心地が良い場所には違いありません。
毎日の心掛けから意識していたいものです。
市販のカビ取り剤でもカビは落とせますが、壁紙が真っ白じゃない場合はむやみに使うと脱色してしまう恐れがありますから注意しましょう。
重曹は手軽に購入ができて無害なものですから、洗面所のお手入れにいつも置いておくと便利ですね(^-^)
粉のままでも研磨効果で汚れが落ちますから、壁だけでなくあらゆる部分の掃除に役立ちますよ。
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