普段は閉め切っている押し入れを久しぶりに開けると、そこだけ空気感が違う気がします。
良い意味ではなくて、こもったような湿気を含む重たい空気は思わず鼻と口を押さえたくなるような・・・。
このままでは大切に収納しているものにもカビが生えてしまいます!
しっかり掃除してカビを取り除きましょう。
スポンサーリンク
押入れのカビ掃除をするために必要なもの
押し入れは今すぐ使わない物やシーズン違いの洋服を収納するのに便利ですね。
どちらかといえば目立たずに隠しておきたいようなものをしまい込んで、衣替えなどで時々出して入れ替えるような作業が多いかもしれません。
扉を閉めれば四角い部屋の壁と変わらずフラットになりますから見た目もスッキリ。
大きく出っ張った家具を置くとなると部屋の面積も狭くなりますが、壁の向こう側の空間が使えるなんて有り難いですね。
ついつい色々なものをしまい込んでしまうというケースもあるでしょう。
畳1枚分とはいえど縦にも広く使える分、工夫次第で隙間なく収納ができます。
今は100円ショップのグッズを駆使して吊るしたり丸めたりして出し入れしやいアイデアもたくさん紹介されています。
使いやすく大容量でしまえる押し入れは理想的ですが、問題は押し入れの環境・・・。
隙間なくギュウギュウに詰め込まれた押し入れは、たまに扉を開いても奥の方まで空気が入り込めません。
換気が上手く行かないと留まった空気に湿気がこもり、やがてカビがはびこってしまうかも(>,_<,)
久しぶりに開けた押し入れにカビ臭いニオイを感じたら要注意ですね。
すぐにカビ掃除をして大切なものや衣類にカビが移らないように対策をしましょう。
押し入れの壁は主に木材で出来ています。
収納スペースなのでベニヤ板がむき出しだったり、しっかり壁紙が張られている場合もありますね。
カビ取りには塩素を含む漂白剤が有効ですが、木材に使用すると変色してしまう可能性があります。
殺菌をするなら安全性の高いアルコールがおすすめですよ。
まずは押し入れの状態を知るために中の物を全部出して、全貌を確認しましょう。
押し入れのカビ掃除に必要なもの
- 消毒用エタノール
- スプレーボトル
- 雑巾
押入れのカビ掃除の手順
押し入れのカビ掃除をする場合はカビの飛散に注意をしましょう。
一旦荷物を出して押し入れを空にしてから掃除を始めますが、荷物の中にもカビが付いてしまっているものがあるかもしれません。
ひとつひとつチェックして、カビが付いているものはとりあえずビニール袋で覆い、部屋の中にそのまま置いておくのは避けた方が良いですね。
カビを扱う時は自分自身の防護も完璧にしておきましょう。
マスクとゴム手袋は必須です。
メガネがあればしておいた方が安心ですね。
窓を開けて換気を良くしてから始めましょう。
空気が流れないとカビが部屋の中で移動するだけになり、次回の掃除の範囲が猛烈に広がってしまうかもしれませんよ。
カビ掃除の手順
- 換気を確保してマスクと手袋などをはめる
- 押し入れの中の物を取り出す
- カビの生えているものは外へ出すか袋で覆う
- 中のホコリやゴミを取り除く
- スプレー容器に消毒用エタノールを入れる
- カビが生えている部分に吹きかける
- 雑巾に消毒用エタノールを吹きかけ全体を拭く
- しっかり乾燥させる
押し入れは湿気がこもりやすく、そのためにカビが発生してしまいます。
掃除でも水気は使わないようにしましょう。
ホコリやゴミを取り除く時も水拭きではなく乾拭きがおすすめです。
掃除機で吸い取っても良いのですが、細かいカビの胞子が掃除機の排気と一緒に排出されてしまう可能性がありますから、余程性能の良い掃除機でない限りは使わない方が安心ですね。
アルコールは揮発性が高いですから、乾燥するのにそれほど時間もかかりません。
壁や床面もしっかり乾かしてから荷物を戻しましょう。
溢れた荷物の整理もなかなか大変ですね。
自分の物を上手に片付けるにはこちらの記事も参考にしてみてください(^-^)
スポンサーリンク
ひどいカビの場合はプロにお願いする
アルコールで除菌しても消えないカビもありますね。
どうしても気になる場合は漂白剤を使う方法もあります。
ただし壁や床の変色、劣化を早めてしまう可能性がありますから基本的にはおすすめできません。
カビ取りといって思い浮かぶのはカビキラーなどのカビ取り剤もありますね。
カビキラーは浴室用として作られたものですから、押し入れはまさに環境的には真逆。
やはりこれも押し入れの材質を傷めてしまう事になります。
カビがひどく、除菌だけでは手に負えない場合はプロにお願いした方が安心です。
ベニヤ板など木材に付いたカビはヤスリで削るという荒業もありますが、DIYに慣れていないとどこまで削って良いのか迷いますよね。
結局プロにお願いした方が手早く確実にきれいになります。
ハウスクリーニングを依頼しても良いですね。
でも状態によっては壁や床を張り替えた方が早い場合もあります。
賃貸の場合は必ず管理会社に確認をして、持ち家の場合は施工してくれた工務店や大工さんに問い合わせをしてみましょう。
普段から出来る押入れのカビ予防法
押し入れの中は湿気とホコリなどカビが好む条件が揃っています。
カビの繁殖を抑えるには換気が一番。
乾燥させることで活動をストップさせてさらに定期的に除菌をすることでカビ予防になりますよ。
そのためには普段から押し入れの中が整頓されていると良いですね。
カビが繁殖しやすいのは空気にさらされない物陰や部屋の隅ですから、物があふれている状態ではすぐにカビに狙われてしまいます。
多少の隙間があってスペースに余裕がある位が丁度いいですね。
出し入れもしやすくなると壁や床の掃除もしやすくなります。
頻繁な換気を心掛け時々消毒用エタノールで先回り除菌をしておくのがおすすめです。
気になる臭いにも効果がありますよ。
使わなくなった物を収納する時は汚れをしっかり拭き取りよく乾燥させてからしまうようにしましょう。
湿気と汚れは大敵です。
押し入れ用にキャスター付きの棚を利用すると整理するにも掃除をするにも便利ですね。
まとめ
一度カビが生えるとそう広くはない押し入れにカビの臭いが充満してしまいますね。
衣類にまで移ると完全に落とすのは難しくなってしまいます。
思い出の品にカビが生えるのは悲しいですよね。
天気の良い日は扉を中央に寄せて両側から空気が入る様にして換気をしましょう。
換気できない場合には除湿剤を使っても良いですね。
カビを目にしたら中の物を全部取り出して、しっかり除菌をしましょう。
カビを取り除いても臭いが気になる場合はこちらの記事もおすすめです(^-^)
スポンサーリンク
Comments