ちょっと目を離した隙に子どもが壁に絵を描いていたらどうしますか?
テレビドラマなどではそこに額縁をつけて、ずっと思い出にするなんて場面もありましたが、実際はそんな余裕はありませんよね(,^ω^)

どうにか消して元通りにするのに必死になります。
子どもが良く使うクレヨンの落とし方をご紹介しましょう。

スポンサーリンク

壁のクレヨンを消しゴムで落とす方法

壁の落書きは子どもが伸び伸びと育っている証拠。
頭っから叱る訳にもいきませんから、心で泣きながら真面目な顔を装って子どもに言い聞かせます。
落書き帳ならクレヨンと同じ場所に置いてあったはずなのに、なぜ真っ先に大きなキャンバスを目指すんでしょうね。
後から笑い話にできますが、事件直後は頭が真っ白になってしまいます(^-^,


問題は賃貸か持ち家か、自宅ならまだしも友人のお家でやってしまうというケースも考えられますよね。
共犯者がいる可能性も(,^ω^)
とにもかくにも元通りにきれいにしなければ!という気持ちで焦るのは大人の証拠なのかもしれません。
いっそ自分も子どもに戻りたくなりますね・・・。


クレヨンは小さな子どもでも扱いやすく、力が無くてもはっきりと色が付きます
お絵かき初心者には楽しい存在ですね。
小さい子どもが舐めても安心な成分で作られているものも増えましたが、ごく一般的なのは石油などを使った合成顔料になります。
油を使っているので伸びが良くきれいな発色も長持ちしてくれますが、紙の上でも擦れば広がってしまうほど落書きを消す対象にしては手強い相手と言えそうです。


壁のクレヨンを消す方法はいくつかあります
たまたま当たってしまったようなかすれた汚れや、軽い落書き程度なら消しゴムできれいに消せるかもしれません。
優しくクレヨンの成分だけを擦るように使ってみましょう。
壁紙の種類によっては強く擦ると剥げてしまう可能性もありますから、無理はしない方がいいですね。


スポンサーリンク

壁のクレヨンをクレンザーで落とす方法

普段キッチンで洗剤と一緒に使っているクレンザーでも壁のクレヨンが落とせます。
クレンザーには油を落とす洗浄剤と研磨材が入っていますから、まずは目立たないところで壁紙を傷めないか確かめてから使うのがおすすめです。

キッチン用のスポンジにクレンザーを適量をつけてクレヨンの上を軽く擦ります。
汚れが浮き上がったら濡らして固く絞った雑巾で汚れとクレンザーをしっかり拭き取りましょう。


クレヨンの油分は最初に熱を加えると落ちやすくなります
低温のアイロンを当てても良いですし、ドライヤーで数分温めてから拭き取るのもおすすめです。

壁のクレヨンを歯磨き粉で落とす方法

歯磨き粉は歯の着色汚れを落とすために研磨材が配合されています。
口に入れて使うものですから、子どもの手が触れる場所でも安心して使えますね。

消しゴムやクレンザーでも落としきれなかった汚れには、歯ブラシに歯磨き粉を少量付けて部分的に落としてみましょう。
細かい歯ブラシの毛先がクレヨンの汚れをかき出してくれますよ。
使い古した歯ブラシがあれば雑巾やスポンジよりもピンポイントの汚れを落とすのに便利です。

壁のクレヨンを牛乳で落とす方法

クレヨンを落とすのに牛乳?ちょっと不思議に思われるかもしれませんね。
壁に塗ったら後々臭いが気になってしまいそうです(^-^,

でも本来混ざることのない水と油を混ぜ合わせるのに牛乳の成分が役に立つんです。
メイク落としに使うオイルと働きは一緒ですね。
馴染ませて一気に汚れが落とせますから、いつも冷蔵庫に牛乳が入っている場合はクレヨンを落とすのにも活用できます。

壁紙がビニールクロスやツルっとした素材なら問題なく使えますが、紙製の場合はただ牛乳の成分が吸収されてしまうだけなので使用しないようにしましょう。
牛乳がシミになって返って壁の状態を悪くしてしまうかもしれません。
水分を吸収しない素材ならドア家具などに落書きをされても牛乳で落とす事ができますよ。

掃除を始める前に数枚のきれいな雑巾を用意しておきます。

  1. 雑巾の一部分に牛乳を含ませる
  2. 汚れ部分を広げないように軽く叩くようにして拭く
  3. 凹凸のある壁の場合は歯ブラシを使って軽く叩く
  4. 汚れが落ちたら雑巾を変えて水拭きをする
  5. 牛乳の成分が残らないように水拭きと乾拭きを繰り返す

壁も目立ちますがソファーも落書きポイント(#^^#)
こちらの記事も参考にしてみてください。


まとめ

子どものいたずらは時に大人には残酷な場合もありますね。
掃除方法を知っているだけで気持ちに余裕が生まれるかもしれません。

クレヨンは油汚れと考えて良いですね。
ただ壁の素材によって落とし方も違ってきます。
初めて使う洗剤は必ず目立たない場所で試してみてから使うようにすると安心です。

クレヨンを落とし始める前に一度ドライヤーやアイロンで油分を柔らかくしておきましょう。
クレンザーや牛乳などの成分が馴染みやすくなり、優しく擦るだけで簡単に落とせます。

賃貸マンションなどにお住まいでお絵かき好きの小さなお子さんがいるご家庭なら、予め水で落とせるクレヨンなど、いたずらされても安心な素材のクレヨンを用意しておくと良いかもしれません。
事件後に後悔するより汚される前の対策が肝心だったりしますよね(#^^#)

壁の汚れがクレヨンなら微笑ましいですが、カビを発見したらもっと大変!
こちらの記事も参考にしてみてください(^-^)


スポンサーリンク