木目の美しいフローリングは部屋を明るくナチュラルに見せてくれます。
ゴミやホコリは目立ちますがその分こまめにお掃除ができますね。
初めは艶のあったフローリングも長く暮らしていると次第に擦れて輝きが失われていきます。
でもワックスをかければまたピカピカに!
正しいメンテナンス方法をご紹介します。
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フローリングのワックスがけの頻度
フローリングにワックスをかけるのはただきれいに見せるだけでなく、床を保護する役割があります。
車のワックスやスマホで言えば保護フィルムのような感じでしょうか(^-^)
むき出しのままでは傷や汚れもダイレクトに付き床を傷めてしまいますが、ワックスをかけて薄い膜を作ることで傷がつきにくく汚れも落としやすくなります。
掃除の度にワックスをかける必要はありません。
ただ上を歩き回ったり生活をしている内に徐々に擦れてワックスの効果がなくなってしまいますから、定期的にかけなおす必要がありますね。
半年に1回程度が理想
ワックスをかける頻度は半年に1回程度が理想です。
部屋の広さや使い方によっても差がありますが、年に2~3回程度で十分効果が持続します。
半年経つと前回塗ったワックスも大分すり減っていますから、一旦床面をきれいに掃除をしてから上塗りをしていきます。
塗る頻度が多いのもダメ
掃除はゴミやホコリが気になったらすぐに取り除いたり拭き掃除をして清潔をキープしますが、ワックスがけは頻繁に行う必要はありません。
艶が無くなったからと重ね塗りを繰り返すとワックスの樹脂が分厚くなるだけです。
分厚くなったワックス自体が汚れたような黒味を帯びてしまいますから、適度な厚みで床を保護するようにしましょう。
艶が多少なくなった位なら傷や汚れから守ってくれる効果は健在しています。
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ワックスがけの前にはゴミをしっかりと取る
ワックスをかける前はいつもよりも念入りに掃除をしておきます。
小さなゴミが残ったままワックスをかけてしまうと、床面とワックスの間に挟んだまま塗り固めてしまうことに(>,_<,)
汚れなどもしっかり拭き取っておきましょう。
気になるシミや黒ずみを取り除くのに住居用の洗剤を使った場合には洗剤の成分も残らないようにしっかり拭き取ります。
洗剤が取り切れないままワックスをかけるとその部分だけワックスが乗らない可能性がありますから注意したいですね。
フローリングのワックスがけの方法
ワックスもたくさんの種類がありますね。
フローリングの素材やワックスの特徴に合わせて商品を選ぶのがおすすめです。
家庭用として一般的なのは樹脂系のワックスになります。
耐久性に優れ光沢があり、水や洗剤にも強いのが特徴です。
安全性に配慮されているのも人気の理由かもしれませんね。
手軽なスプレータイプやお掃除シートにワックス剤が染み込んでいるものもあり便利ですが、念入りにワックスがけをするなら液体タイプを選びましょう。
ワックスがけで使うもの
ワックスがけでは普段の掃除で使う雑巾はおすすめ出来ません。
細かい繊維や糸くずが残り仕上がりに影響してしまったり、雑巾の厚みでワックスの成分が均一に塗れない可能性があります。
ワックス用のモップや使い捨てのシートを使った方がストレスなくワックスがけが出来ますよ。
用意する物
- フローリング用ワックス
- ワックスを入れるトレイ
- ワックス用のモップまたは専用ワイパーと使い捨てシート
ワックスがけの手順
ワックスがけは手早さが勝負になります。
塗り残しがないように塗る順番もイメージして決めておくと良いですね。
部屋の奥、出口から遠い所から始めていきます。
- ワックスを適量トレイに出す
- モップまたはシートにワックスを染み込ませる
- 部屋の奥から出入り口に向かって後ろ向きでかけていく
- 擦らずに薄く乗せるようにする
ワックスを直接床にまいて塗るとどうしてもムラになりやすいですから、一旦トレイに取ってから落ち着いて塗っていきましょう。
全部に塗り終わったらしっかり乾燥させます。
まだ完全に乾く前に水などをこぼしてしまうと白い跡が付いてしまいますから注意したいですね。
フローリングのワックスがけの注意点
何度かワックスがけを行うと仕上がり具合の差も感じるようになります。
ワックスが均一に塗れていないと気付かない程度の段差ができてしまったり、ムラが気になったりします。
完全に乾燥した後にゴミが挟まっていたのに気付くと凹みますね。
ワックスがけの注意点をご紹介します。
うす塗りを心がける
二度塗りは面倒だからとある程度の厚みで均一に塗ろうと思ってもなかなかうまくはいきません。
フローリングにワックスを厚く塗る必要はありませんから、うすい膜を張るような感覚でうす塗りを心掛けましょう。
気持ち厚めに塗っておきたいという場合は2~3回塗って乾かしてを繰り返すとムラになりにくく仕上がりもきれいです。
壁ギリギリまで塗らないようにする
壁の下には壁を保護する板が張られています。
ワックスを壁ギリギリまで塗ってしまうとその部分にもワックスが付着して変色してしまう可能性があります。
せっかく床面がピカピカでも壁際だけ色が変わっているのは目立ってしまいますから、壁際は少し開けて塗るようにしましょう。
まとめ
ワックスがけは面倒なようでも仕上がりを見るとやって良かったと思えますよね。
ピカピカの床を見ると掃除した甲斐があります。
このきれいさを維持したくて掃除への意識も高まるのではないでしょうか(#^^#)
ワックスがけで大切なのは手早さやうす塗りはもちろんですが、準備段階での掃除も重要です。
掃除機でしっかりゴミを取り除き、水拭きをして徹底的にきれいにしてワックスで仕上げをしましょう。
半年ごとに上塗りをしても5~7年に1度は専用の洗剤で「剥離」という作業を行い、ワックスを一度全部取り除いて塗り直しをします。
床が濁って見えるようなら塗り直しも検討した方が良いかもしれませんね。
家中の掃除は一気にできませんから順番にきれいにしていくのがおすすめです。
こちらの記事も参考にしてみてください(^-^)
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