腰にあてたり枕替わりにしてみたり、リラックスのお供に何かとお世話になっているクッション。
自分だけでなく家族も使っているとしたらあっという間に汚れが目立ち始めますね。
取り外せるカバーは良いとして、クッション本体ってどうしてますか?
うっかり付けたシミとか・・・やっぱりちゃんと洗っておきたいですよね。
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洗濯機に入れる前には洗濯表示を必ず確認する
クッションは洋服を着たまま腰にあてているだけでも体温や汗で湿気を吸収しています。
寝転んだ時に頭の位置で使えば汗や皮脂汚れが直接付着してしまいますね。
うっかりうたた寝した後、口元からよだれが出ていたりして慌ててしまうことも(,^ω^)
クッションの良さと言えばフワフワの感触と柔らかい肌ざわり。
五感の中でも「触感」が肝心となりますから洗濯したいと思ってもちょっと躊躇してしまいますね。
いざ自分でやるとなるとゴワゴワにして使い心地を悪くしてしまうんではないかと心配になります。
でもクッションは寝具や衣類と同じく、肌に直接触れるだけに清潔にしておきたいものです。
取り外せるカバーなら頻繁に洗濯はできますがクッション本体も3か月に1度、季節の変わり目を目安に丸洗いするのがおすすめです。
ただし注意しなければならないのは、クッションの中綿の素材です。
洗濯不可のものは丸洗いできませんから濡らしたタオルなどで気になる汚れを拭き取るしか方法はありません。
クッションにも洗濯表示のタグが付いていますから丸洗いができるかどうかしっかり確認しておきましょう。
洗濯不可な中綿の素材
- 羽毛
- ビーズ
- 低反発ウレタン
ビーズは場合によっては洗えるものもあります。
一般的に使われているポリエステルの中綿でも洗濯表示を見ると一部洗濯不可のものもありますから、その素材ごとに違いがあると思って良さそうですね。
布製品には必ず洗濯表示が付いていますから、今使っているクッションには何が使われているのか確認してから洗濯を進めるのがベストです。
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洗濯機でクッションを洗う方法
洗濯表示を確認して丸洗いが可能であれば自宅でお洗濯ができます。
中綿の片寄りや型崩れ、擦れによる毛玉防止のためにもおすすめは手洗いではありますが・・・手軽さを重視したいならやっぱり洗濯機を使いたいですよね(#^^#)
クッションを洗濯機で洗う時には洗濯ネットを使います。
型崩れや擦れ防止になりますから、ピッタリめのサイズを選んで使うと良いですね。
クッションの真ん中を予め軽く十文字に糸で縫っておくのも型崩れの予防に効果的ですよ。
洗剤は普段のお洗濯で使う中性洗剤かデリケート衣類用の洗剤がおすすめです。
色落ちしにくく仕上がりも良くなります。
洗濯機でクッションを洗う手順
- クッションをネットに入れて洗濯機に入れる
- 手洗いコースかドライコースを選択
- 洗剤を入れてスタート
- 「洗い」が終わったら一旦運転中止にしてクッションを取り出す
- 「脱水」の前に軽く叩いて片寄りを整える
- 小さいクッションなら「脱水」にかけずタオルドライで水分を取る
- タオルだけでは水分が抜けない場合は「脱水」を使う
- 脱水の高速回転で片寄りが出るため短い時間で切り上げる
- 10~20秒程度の脱水をクッションの様子を見ながら数回繰り返し水気を切る
洗濯機のコース設定では一番優しい洗い方を選ぶと良いですね。
洗いはゆっくりとした回転で洗えますが、心配なのは脱水です。
高速回転で水分を切りますから、この時に型崩れや片寄りが出てやり過ぎると修復が難しくなってしまいます。
回転スピードが速まったら早めに停止にしてクッションの状態を確認しながら繰り返すのがポイントです。
小さいクッションならバスタオルで両側からしっかり挟んで軽く叩けば十分ですね。
洗濯機で洗ったクッションの干し方
天気いいからシーツと抱き枕干した。 pic.twitter.com/cnCSG2RUyt
— ばやし (@kobayashi_mii) 2017年3月25日
洗い上がったら形を整えてから干していきます。
干し方によってはせっかく気を使って洗濯をしたのに、片寄りができてしまう可能性があります。
最後まで気を抜かずに均等に水分が抜けるようにしていきましょう。
基本的には風通しの良い日陰を選び平干しをするのがおすすめです。
中綿まで水分が浸透していますから完全に乾ききるまで2~3日掛かる場合もあります。
洗濯前に天気予報などもチェックしておきたいですね。
生乾きでは雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
後から嫌な臭いがしてきたりカビの元となる場合もあるため、しっかりと時間をかけて乾燥させましょう。
置き干しの方法
洋服のようにハンガーや物干しに引っ掛けて干すのではなく、置いて干す方が型崩れはしにくいですね。
置き場所も風が抜けることが大切になります。
市販の平干しハンガーを使用するのがおすすめですが、無い場合はわざわざ買わなくても大丈夫です。
使っていないすのこやワイヤーネットなどが活用できますよ。
『すのこ』ならそのまま上に置いて干し、時々上下をひっくり返して乾燥させましょう。
100円ショップなどで手に入るワイヤーネットなら両サイドをハンガーに固定して吊り下げ式の平干しハンガーも作れます。
上下に空気が通れば問題ありませんから、他にも活用できるものがありそうですね。
下からの風通しがイマイチの場合は時々上下をひっくり返せば均等に乾かせますよ。
吊るし干しの方法
置き干しには場所が必要になりますが、ちょうど良い日陰にそんな場所が作れない場合もありますね。
そんな時は吊るし干しをしていきましょう。
小さいクッションなら洗濯ばさみに挟んで干すことも出来ますね。
片寄りが出ないように時々上下左右の向きを変えてあげましょう。
枕を干す時に使うハンガーも便利です。
面で支える分、型崩れもしにくく安定感もありますね。
まとめ
クッションは使い方も色々でソファや椅子だけでなくフローリングで過ごす時にもあると便利ですね。
時には食べこぼしなどのシミをつけて慌ててしまうことも(,^ω^)
カバーは汚れが気になったらすぐに洗えますが、クッション本体は乾くまでの時間を考えてもちょっと面倒ですね。
でも洗濯機を使えば面倒な押し洗いをする必要もなく機械に丸投げで汚れが落とせます。
脱水と干し方にちょっと気を配れば新品の時のような肌触りに復活しますよ。
洗えない、もしくは洗いにくいと思っていた物がきれいに出来ると嬉しいですね。
今まで以上にクッションに癒してもらう時間が増えそうです(^-^)
クッションがきれいになったらソファの臭いが気になり出したりして・・・。
こちらの記事も参考にしてみてください。
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