使っているだけで何となく安心感がある空気清浄機。
毎日当たり前に使用しますが、掃除のタイミングは見逃してしまいがち(,^ω^)
空気をきれいにしてくれているはずが異臭の元を探すと空気清浄機にたどり着いたりして・・・。
空気清浄機の掃除には重曹を使うと便利ですよ。
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空気清浄機の掃除には重曹が効果的
重曹は安全で手軽に使えるお掃除アイテムとして人気ですね。
キッチンや浴室などしつこい汚れにも効果を発揮してくれますが、空気清浄機にも使えます。
ホームセンターや100円ショップなどでお掃除用として袋に入って販売されていますね。
安価で気軽に使えるのもまた魅力のひとつ(^-^)
空気清浄機は各メーカーによってお手入れ方法が異なりますから、まずは取り扱い説明書を確認してから掃除を進めていきましょう。
中には水洗い禁止のパーツもありますから、基本的にフィルター以外は水拭きだけで対応します。
白い汚れや水垢が落ちる
最近の空気清浄機は加湿器の機能も備わったタイプが多いですね。
空気をきれいにしてくれつつ、同時に加湿も1台で出来たら場所も取らずに便利です。
でも機能が充実しているほど汚れが複雑になるのは仕方のないこと。
空気清浄機の吸排気口にはホコリが、加湿器で使う吸水タンクの周りには水垢や白い塊のような汚れが付いてしまいます。
白い塊も水垢の一種で水道水に含まれるミネラルやカルシウムの成分が固まってしまったものです。
常に水気を帯びていると結構な存在感を放ちますが、軽い水垢なら重曹で落とせます。
頑固にこびりついてしまった水垢になると重曹だけでは物足りないかもしれません。
そんな時は水垢に強いクエン酸を使って掃除をするのがおすすめです。
重曹と同じくエコな成分でしっかり汚れを落としてくれますよ。
消臭の効果もある
重曹が人気なのはただ汚れを落とすだけではなく、消臭効果があるところ。
汚れと臭いは隣り合わせで存在していますから、重曹のような効果があると嬉しいですね。
部屋中の空気を集めて浄化して排出してくれる空気清浄機は嫌な臭いも相当に吸い込んでいるはずです。
掃除のタイミングがずれてしまうと汚れが付着したフィルターから嫌な臭いが漂ってしまいますね。
掃除をしながらしっかり消臭もしてしまいましょう。
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重曹を使った空気清浄機の掃除方法
空気清浄機の掃除は重曹を使ってつけ置きするのがおすすめです。
スポンジやブラシなどで擦るよりも重曹でしっかり汚れを浮かせて流す方が簡単にキレイになりますよ。
頑固な水垢にはクエン酸も使いましょう。
空気清浄機本体は水拭きで汚れを拭き取り、水洗いOKで外せるパーツは全て外して重曹水に浸します。
空気清浄機掃除に使う物
- 重曹
- フィルター類が入る大き目な容器(またはビニール袋)
- 雑巾
- 使い古した歯ブラシ
- クエン酸(水垢が酷い場合)
空気清浄機の背面フィルターと加湿器のフィルターも取り扱い説明書に従って外しましょう。
1ℓのぬるま湯に対し大さじ1杯の重曹を入れて溶かしその中につけ込みます。
1時間ほど時間をおきますので、その間に本体などの掃除を済ませます。
- 空気清浄機のフィルターや加湿器のフィルターを取り外す
- 重曹水につける
- 空気清浄機の本体を水拭きする
- 汚れが酷い部分は重曹水を雑巾に浸して拭き取る
- 加湿器の給水タンクやトレーに溜まった汚れは歯ブラシなどで擦って落とす
- 水拭きをして重曹をよく拭き取る
- つけ置きしていたフィルターを水で洗い流す
- フィルターを陰干しで乾燥させる
- 外したパーツが乾いたら元の位置に戻す
加湿器の給水トレーやタンクのフタ部分には水垢がこびりついているかもしれませんね。
しつこい水垢は重曹だけでは落ちませんから、クエン酸を水で溶いて汚れに馴染ませてから擦る様にしましょう。
重曹を空気清浄機の掃除に使う際の注意点
安心安全な成分としてすっかりお馴染みの重曹ですが、使い方を間違えると後悔してしまう場合もあります。
重曹は医療用と食用、そして掃除に使われる工業用に分類して市販されています。
純度の違いだけで成分の効果は変わりませんが、工業用になると不純物も混じり料理などには使えません。
用途に応じた重曹を選ぶ必要がありますね。
重曹にも得意不得意があります。
得意な部分で使うと気持ち良く汚れが落とせますが、不得意な物に使えば納得のいく仕上がりにはなりません。
素材に適応できるかは掃除前にしっかり確認しておきましょう。
空気清浄機に溜まった汚れはホコリや手垢、空気中の塵などですから十分きれいに落とせますが、加湿器部分はやや苦手な汚れかもしれません。
重曹特有の研磨効果で落としきれない場合は、強く擦り過ぎる前にクエン酸など酸性や中性の洗剤と使い分けをするのがおすすめです。
空気清浄機を傷つけてしまう可能性がある
重曹はクレンザーのような細かい粒子が特徴です。
ゴシゴシと強く擦って使いたい場合は粉のまま掃除に使う事もあります。
空気清浄機の掃除には水で溶かしたものを使いましょう。
研磨効果を弱めて汚れ落としの成分だけを掃除に利用します。
しっかり水で溶かないと重曹の粒子が空気清浄機本体やパーツに傷をつけてしまう可能性があります。
布に浸すかスプレー容器を使って吹きかけ、柔らかい素材のもので軽く擦り洗いをするのがベストですね。
肌の弱い人は重曹で手荒れなどを起こしてしまう
重曹は弱アルカリ性で手肌にも優しいとされていますが、濃度が強いと肌に負担が掛かってしまいます。
皮膚表面のタンパク質を分解してしまう働きがありますから肌が弱い方は注意が必要ですね。
日頃何かと重曹を使っている場合も気を付けた方が良いでしょう。
接触する機会が多いほど肌には刺激となっているかもしれません。
たまに触る程度なら問題はありませんが、頻繁に使っているならゴム手袋をつけて作業をするのがおすすめです。
まとめ
空気清浄機の汚れはまずフィルターや排気口に溜まっていきます。
普段お部屋の掃除をする時に掃除機でフィルターに付着したホコリは吸い取っておくと良いですね。
加湿機能が付いているタイプは使わない時期まで給水タンクに水が残っていることもしばしば・・・。
加湿をしない時は給水タンクやトレーをしっかり洗って乾燥させておきましょう。
メンテナンスをしっかり行えば部屋の空気も違ってくるはず。
空気清浄機の掃除をしながら空間の清潔をキープしましょう。
頻繁にお掃除をしても部屋の臭いが気になる方にはこちらの記事もおすすめです(^-^)
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