お風呂掃除の悩みと言えば注意していても生えてくる黒カビでしょうか。
毎日徹底的に掃除ができたらカビを目にすることはないんでしょうが、そこまで手が回らないのが現実。
でもカビの生えた浴室では落ち着きませんね。
カビ対策には熱湯がおすすめ!
特別な洗剤を使いませんから家族の肌が触れる場所でも安心して使えますね。
スポンサーリンク
風呂のカビを撃退するには50度以上の熱湯を90秒かける
お風呂掃除のタイミングは人によってそれぞれ違いますね。
家族の1番最後に入りそのまま残り湯を使って浴室内や小物、浴槽内までササっと洗ってから退室する人もいれば、翌日の家事の流れでお湯を溜める前までに洗う派もいます。
あるアンケートによると「お風呂に入る直前に浴槽と気になる場所を洗う」という答えが約半数を占めていました。
それ以外は朝だったり夜だったり、自分の体力と時間の許すタイミングで行っているようです。
ササっと掃除は毎日でも、週に1回は隅々まで手を掛けて洗っていればそれ程汚れも目立ちませんね。
要は自分に余裕のあるタイミングでなおかつ汚れが落ちやすい状態で掃除ができたら理想的(#^^#)
掃除はやらなくてはならない事な分どうしても面倒で積極的にはなれませんから、出来るだけ時短で楽に済ませられたら嬉しいですね。
それでも家事ってほとんどがルーチンワークですから、疲れている時や忙しい時などは力が入らない時もあります。
お風呂掃除は少しサボっただけでも水垢が目に付いたり黒ずみが現れたり・・・常に水があって汚れが残りやすい分手が抜けません。
気が付いたら隅の方やタイルの目地に黒カビが繁殖しているなんてこともよくありますよね(,^ω^)
カビを見つけたらとにかく殺菌してこれ以上範囲を広げないようにする必要があります。
よく使われるのがカビキラーなどのカビ取り剤ですが、カビを手っ取り早く殺菌するなら熱湯が便利です。
シャワーで直接かけられるので、火傷に注意しながら温度設定を上げてみましょう。
カビには50℃以上の熱湯を90秒かけると効果があります。
スポンサーリンク
1週間に1回50度の熱湯を5秒間かければカビ予防できる
特別な成分を使わなくても熱湯だけで殺菌が出来るのはカビが高温に弱いからなんです。
一部には高温に耐性ができた菌もいるそうで、完璧に死滅させるには80℃以上が望ましいとも言われていますが、お風呂で対策をするなら50~60℃程度でも十分です。
生えてしまったカビでも90秒で死滅してくれるならこんな簡単な事はありませんよね(^-^)
でも少し前までは浴室の温度を下げるためには冷水をかけるというのが定説でしたよね?
熱湯が良いという話しは最近のこと。
熱湯と冷水・・・全く真逆の性質で頭も混乱してしまいがちですが、それぞれの効果に違いがあります。
熱湯は高温でカビを死滅させる効果、冷水は湯船やシャワーによって上がった浴室内の温度を冷ます効果があります。
カビに直接冷水をかけるのはカビの胞子を増やす結果になりますが、浴室内の温度を下げてカビの繁殖しづらい環境作りには貢献してくれます。
熱湯はカビを死滅に追い込めますが、そのままでは室内の温度も湿度も一気に上がり新たな菌が繁殖してしまうかもしれません。
その性質を上手に使い分けて、うまく掛け合わせるとカビ予防になりますよ。
浴室のカビを除去したばかりだったり、カビを目にしない場合には浴室を出る最後に冷水を撒いておくのがおすすめです。
よく換気をして一気に温度と湿度を下げることが大切です。
出来れば撒いた水分を乾拭きで拭き取れたら良いですね。
毎日の簡単な掃除だけでは徐々に汚れが気になり始めます。
カビが勢力を伸ばす前に熱湯で先回り除菌をして予防しましょう。
熱湯は毎日掛ける必要はありません。
カビの成長は1週間から10日ほどと言われていますから、週に1度熱湯を掛けて対策をしておけばカビが広く繁殖することは防げますね。
予防として掛ける熱湯は1ヵ所に5秒程度で大丈夫です。
シャワーの温度設定を変えて端から順に流していきましょう。
火傷の恐れがあるので天井に熱湯をかけるのは避ける
湿気の多い部屋は天井にもカビが生えやすくなります。
特に浴室は立ち上った湯煙が天井に溜まりカビが住み着きやすくなりますね。
のんびり浴槽で足を伸ばしていたら見上げた先にカビを見つけるなんてこともあるかもしれません。
熱湯でカビ予防ができるならとシャワーを逆さにして掛けることも出来ますが、さすがに危険です。
天井のあちこちから熱湯が雫になって滴り落ちてきてしまいます。
頭や顔に火傷を負ってしまう可能性もありますから、天井には熱湯ではなく別の方法でカビ対策をしていきましょう。
手が届かない場所の掃除にはクイックルワイパーのような長い持ち手の掃除道具が便利です。
お掃除シートにカビ取り剤をたっぷり含ませてカビを除去することも出来ますし、アルコールを浸して除菌もできますね。
天井をしっかり拭き掃除したら1ヶ月は効果が持続しますよ。
浴室の天井掃除にはこちらの記事も参考にしてみてください(^-^)
まとめ
カビの除去は早めに行うのが大切ですから、特別な薬剤を使うことなく熱湯だけで殺菌できるのは助かりますね。
どうしてもカビ取り剤は成分が強力で臭いも独特ですから、苦手な人も多いと思います。
ただ熱湯の場合は殺菌は出来ても黒カビの色素までは分解ができませんから、ハッキリと黒ずんでしまった部分を元通り白くするところまでは出来ません。
菌の活動は完全にストップしているのに、見た目が変わらないと何となく嫌ですよね。
カビの色まで取り除く場合はカビ取り剤や漂白剤を使って分解しなくてはいけません。
とりあえず熱湯で殺菌をしてその後対策を考えると良いかもしれませんね。
予防にも効果がありますから、週に1回の念入りお掃除の日には熱湯を使って先回り除菌がおすすめです。
白く清潔な浴室をキープしましょう。
熱湯以外の除菌方法はこちらの記事がおすすめです。
スポンサーリンク
Comments