リラックスできるバスタイムで唯一イラっとするのが鏡の曇りじゃないですか?
洗顔時や身体を洗ってる最中に確認したい部分が上手く映らないのはストレスです。
住み始めた最初の頃は全然曇らなかったのに・・・(,^ω^)
鏡の曇り止めには市販のスプレーが効きますよ。
使い方とおすすめの商品をご紹介します。
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鏡が曇ってしまう原因
新築時やリフォーム後は湯気が立つ浴室でも全然曇らずに、快適に見たいもの(時には見たくないものも)を映してくれていた鏡。
年月が過ぎるとすぐに白く曇って鏡の役目を放棄されてしまいますね。
鏡は熱伝導率の低いガラスで作られています。
浴室のように鏡周辺の温度が一気に上がれば、鏡に近い空気は鏡表面で冷やされ水滴になってしまいます。
冬場の窓や冷たい飲み物が入ったコップの結露と同じ原理ですね。
鏡の表面に付いたたくさんの水玉は表面張力によって張り付いたまま光を乱反射するため、鏡が曇ってしまいます。
鏡が曇らないようにするには鏡表面の温度を上げるか、水滴の表面張力を崩す必要があります。
鏡表面の温度を上げる策としてはヒーターが内臓されている鏡を使っても良いですね。
鏡の裏面に薄型のヒーターを取り付けてガラスの温度調節をするんですが、本体が2万円以上する上、電気を使いますから配線などの処理も考えるとプロの施工をお願いした方が無難です。
手間とコストがかかるためちょっと簡単には決断できそうにありませんね。
水滴の表面張力を崩して水玉を作らせず、流れるようにする方が簡単で現実的かもしれません(^-^)
曇り止めの方法を試す前にまず鏡の汚れを落としておきましょう。
蓄積した水垢は温度や表面張力を抜きにしても鏡を曇らせる原因になってしまいます。
水道水に含まれるカルキが水垢となってガラス面にこびりついてしまいますから、酸性の酢やクエン酸を使うとキレイに落とせますよ。
クエン酸を使った水垢掃除方法
- 水100mlに小さじ1/2のクエン酸を混ぜ合わせクエン酸水を作る
- スプレー容器にクエン酸水を入れる
- 鏡にクエン酸水をスプレーする
- クエン酸水が乾かないように上からラップで覆う
- 1時間から半日ほどおく
- スポンジを使って磨く
- シャワーをかけてすすぐ
- 水滴は丁寧に拭き取る
磨く時は強くこすると鏡に傷がついてしまうかもしれません。
優しく扱うようにしましょう。
すすぎの後の拭き取りも丁寧にして水分を残さないようにするとピカピカになりますよ。
浴室の頑固な水垢にはこちらの記事も参考にしてみてください。
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おすすめの曇り止めスプレー
市販の曇り止めはスプレータイプを始めリキッドタイプ、鏡に貼り付けるフィルムタイプにウェットシートのようにササッと拭くだけのものもあります。
使いやすさはそれぞれですが、手軽で長持ちするのはやっぱりスプレータイプでしょうか。
でもどうしてスプレーをかければ曇らなくなるのか疑問ですよね。
理科っぽいお話になりますが、水滴の表面張力を崩すには親水性を高める必要があります。
水滴が鏡側に引っ張られる力よりも水玉を維持する力が強い場合は鏡が曇ってしまいます。
水玉を形成する力よりも鏡に水が馴染む力が強くなれば、水は鏡表面で平たく濡れ広がり流れ落ちていきますね。
曇り止めスプレーには鏡の親水性を高める界面活性剤やアルコールなどが配合されています。
界面活性剤は石鹸や洗剤などに含まれていますね。
食器用の中性洗剤を薄く塗って5分程置いてから乾拭きすれば簡易的な曇り止めとしても使えるようです。
でも効果は持続しませんから浴室用の曇り止めを常備した方が使いやすいと思います。
おすすめの曇り止めをご紹介しましょう。
『鏡ハッキリくもり止め』 ¥950(税込)~
楽天市場
直接塗るだけと手軽で価格もリーズナブル。
気になる効果も1カ月以上ですから頼もしいですね。
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1回の塗付で効果は入浴10回程度。
サイズが50cm×50cmの鏡なら約40回程は塗れます。
ヘッドが曲がっているので塗りやすく、コスパも良いですね。
ベストセラー商品です(^-^)
曇り止めスプレーを使った手入れ法
お風呂掃除は入浴前にする派と入浴後に片付けながら済ませる派とそれぞれですよね。
入浴中に鏡の曇りが気になって、すぐに曇り止めを使ってきれいにしたいと思うかもしれません。
でも曇り止めは浴室が乾燥している状態で使った方が効果があります。
水垢などがあれば事前に掃除を済ませてから、鏡自体も乾燥させて曇り止めを施すようにするのがベストですね。
曇り止めスプレーの使い方
- 鏡の汚れを掃除しておく
- 水分を良く拭いて鏡と浴室全体を乾燥させる
- 曇り止めスプレーを鏡に塗っていく
- よく乾燥させる
まとめ
浴室をいくらキレイに掃除しても鏡の曇りまではなかなかコントロールできないですね。
温度差だけが問題ではなく水垢が原因で曇りが晴れない場合もありますから、汚れを溜め込まないように気をつけましょう。
曇り止めは鏡も浴室もよく乾燥した状態で使うのがポイントです。
せっかくなら最大の効果を得たいですから、お風呂を沸かす前の乾いている時間帯に施工しましょう。
リラックスタイムに映らない鏡でストレスを感じるより、ピカピカの鏡にニッコリ笑顔で1日を終えたら気分が良いですね。
バスタイムを気持ちよく過ごすために、こちらの記事も参考になれば・・・(^-^)
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