世界で多くのトレーダーに利用されているMT4は、日本でも愛用者が多い。MT4のことなら熟知しているトレーダーもいると思うが、まだそこまで行かないMT4初級者のために知っておいたほうがいい機能をまとめてみた。
愛用者が多いMT4
MT4(メタトレーダー4)は世界で多くのトレーダーが利用しているトレードツールだ。MT4 ダウンロードは日本語でも簡単にできるため、日本人トレーダーの中にもMT4の愛用者は多い。
この記事を読んでいる人の中には、すでにMT4のことなら熟知しているトレーダーもいるかもしれない。しかしまだそこまでMT4に熟達していないトレーダーのために、知っておいたほうがいい機能をお伝えする。
スマホでのプッシュ通知
まずMT4で注文が約定した場合にスマホでプッシュ通知を受け取る方法。普通はスマホのプッシュ通知はアプリ上だけで設定できるのだが、MT4の場合はアプリとPC版両方での設定が必要になる。
最初にアプリとPC版両方のMT4をダウンロードする。アプリはiOS版ならApp Store、Android版ならGoogle Playでダウンロードできる。ダウンロードしたらアプリ上で通知設定をオンにする。
次にMetaQuotesIDというプッシュ通知に必要なIDを確認する。iOS版なら「設定」→「チャットとメッセージ」の順にタップすると一番下に表示される。Android版の場合はメニュー画面から「メッセージ」→「MQID」とタップすれば表示される。
次にPC版のMT4を開いて、「ツール」→「オプション」とクリックし、表示されたオプションウインドウで「通知機能」タブを開く。そこにある「プッシュ通知機能を有効にする」と「トレード処理を通知する」をチェックし、下の「MetaQuotesID」ボックスに先ほどアプリ上で確認したIDを入力する。あとは下の「OK」を押せば完了で、「MetaQuotesID」ボックスの右にある「テスト」ボタンを押すことでテスト通知ができる。
好きな時間足チャートを作る
MT4はチャート上で選択できる時間足が多くて使いやすいのだが、自分の好きな時間足のチャートを新たに作ることもできる。
まず〇分足、△時間足、あるいは×日足など、どの単位のチャートを作りたいのか決める。たとえば米ドル/円の3時間足チャートを作りたいとしよう。その場合、米ドル/円の1時間足チャートを開く。〇分足チャートを作りたいなら1分足、×日足なら日足と、作りたい単位の1つ分のチャートを開く。
そしてMT4の左にある「ナビゲーター」ウインドウの「スクリプト」にある、「PeriodConverter」を選んで先程開いたチャートまでドラッグ&ドロップする。
するとPeriodConverterのウインドウが開くので、「パラメーターの入力」タブを開いて「値」の下に作りたいチャートの数字を入れる。3時間足なら「3」と入力する。
次に左上の「ビットコイン カジノ アイオー」から「オフラインチャート」を選ぶ。そうするとオフライン・チャートリストが表示されるので、「USDJPY,H3」と書いてあるものがあったらそれを選んで「開く」をクリックすれば3時間足チャートが表示される。
まだまだ多いMT4の機能
MT4は優れたトレードツールで、ここで述べたもの以外にも多くの使える機能がある。それらを使いこなせるようになれば、トレードをもっと有利に進められるようになるだろう。
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